RHEED 強度計算プログラム 使用手引書

このプログラムは RHEED 強度を多重散乱理論に基づいて、 マルチスライス方によって計算するものである。 理論の詳細については、 を参照のこと。

1. 概要

1.1 目的

このプログラムは反射高速電子回折 (RHEED; Reflection High-Energy Electron Diffraction) の反射強度を Ichimiya の Transfer Matrix の直交化を用いたマルチスライス法に基づき計算するものである。 対象とする結晶表面は二次元周期性を持つものとする。

1.2 使用言語

計算に用いる言語は Fortran77 である。また、計算には富士通の SSLII、あるいはこれに代わるルーチンが必要である。 配布ファイルは、名古屋大学大型計算機センタの大型汎用機 M-1800/30E で使用しているものである。

1.3 プログラムの構成

プログラムはバルク部分 (RHEEDB.FORT) と表面層の部分 (RHEEDS.FORT, RHEEDO.FORT) に分かれており、あらかじめバルク部分を計算して バイナリデータとして保存しておく (WRITE(2):表面計算用, WRITE(1):図形出力用)。このデータに表面層部分を継ぎ足すことで、 全体としての反射強度を計算する。

計算できる結晶は、 Doyle-Turner の表に記載されている元素および水素で構成された 単純立方、面心立方、体心立方および六方晶系であり、 立方格子 (NaCl/ZnS/Diamond/GaAlAs 型を含む) の (100), (110), (111) 表面、ダイヤモンド構造の (113) 表面、六方格子の (001), (100) 表面である。

2. 配布ファイルの構成

3. 入出力データ

RHEEDB.DATA 入力データ

RHEEDS.DATA 入力データ

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